大森智子(おおもり ともこ)ピアノ
東京藝術大学附属高等学校、同大学を経て1975年同大学大学院修士課程修了。
1980年〜1983年ロンドンにて研鑽を積む。
鈴木まさを、高良芳枝、井口秋子、田崎悦子、ペーター・ソリモシュ、マリア・クルチオの各氏に師事。
イタリア・ヴェルチェリ及びスペイン・バルセロナでの国際コンクール入賞の翌年、1977年デビューリサイタル。以降バッハ及びショパンのプログラムを中心にしたコンサートを企画して活躍。
10回を越すショパン・プログラムのうち、特に2010年「ショパン生誕200年記念リサイタル」は、ショパンの生涯を作品でたどるプログラムによりパリと東京で開催され、特にパリでは「ポーランドの魂を伝えている。」と好評を博す。
2019年3月、ショパンの愛好した銘柄楽器=フランス製プレイエル・ピアノ(東京杉並区・かん芸館ホール)による「ショパン ・プレリュード全24曲etc.」のリサイタルをおこない、一層ショパンの真髄に迫る演奏を試み、サロン音楽の粋を極めようと研鑽を積む。
数回にわたるバッハ・プログラムでは、特に2005年2週2回にわたる「古典調律による『平均律第1巻、第2巻連続演奏会』を名古屋及び東京にて開催、高評を得る。
2019年1月〜2021年3月、同時に自撮り自編集にて、計37本「大森智子・かん芸館・プレイエルピアノ・シリーズ」YouTube動画を制作。そのうち15本は2020年度杉並区新しい鑑賞様式助成事業となる。
CDは、ナミレコードより計12枚リリース、ショパンでは特に「夜想曲集」(作曲年代順全曲録音2枚組)は、ナクソス・クラシック・ライヴ配信にて上位を獲得するなど高く評価されている。また「ワルツ集」はレコード藝術特選盤に選ばれる。
バッハによるCDでは、「平均律クラヴィーア曲集I巻(2枚組)、II巻(3枚組)」のほか、「インヴェンションとシンフォニア」は学習愛好者にも親しまれている。
そのほかのピアノ・ソロCD(同ナミレコード)は、「ラフマニノフ前奏曲集」「ラヴェル作品集」「シューマン交響的練習曲集・子供の情景」。
また室内楽アンサンブルでも活動、2017年、斉木るり子(ヴァイオリン)河野文昭(チェロ)と「メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第1番、第2番、スメタナピアノ三重奏曲」をコンサートで取り上げると同時にCDでも発売する。
2019年11月、ベテランによるカルテット・プラチナムとブラームスピアノ五重奏曲を意欲的に共演する。
また日頃、ヴァイオリン奏者の妹・吉村潔子及び様々な演奏家と共演、日本をはじめフランス・パリ、リモージュ、コルシカ、サヴォアなどの各地でもソロ及びアンサンブルで活動する。
「ミュージック・フォレスト」を主宰、後進の音楽家を応援している。
